AO Trauma Chairperson Education Program (CEP) Hong Kong, 2016/6/18 – 6/19 正田 悦朗先生 (兵庫県立西宮病院)
2016年6月18、19日と香港でChairperson Education Programがあり、参加させていただきました。
以前、佐藤先生が行かれた時のものに比べると日程も1日半と短くなっており、とりつきやすい内容になっているのではないかと思います。
4月29日から6月16日まで、Online preparationという形で、webでのPre-courseがあります。自己紹介から始まって、Facultyの先生からの質問に答えるようなものでした。
香港でのコースがどのようなものかまったく情報がなく不安でしたが、Facultyの一人がよく知っている香港のWilson Li先生でしたので、なんとかなるかなと言う気持ちで出かけました。もう一人のFacultyはMiriam Uhlmannという女性でAOの方でした。
内容的には、アジア各国から参加の先生とペア、または3人一組になって、参加者の経験年数や興味の持ち具合などの分析、プレコースの時間設定や内容確認、テンプレートを利用してコースプログラムを作製したりして、互いに発表するというようなことが中心でした。
各国の事情を聞いていると日本は非常に上手くプログラムがくまれ、運営もスムーズにいっていると感じました。
フィリピンでは、会場の手配から宿泊者のホテルの手配までコースチェアマンがしないといけないそうです。
ただ、プレコースについては各国とも半日ぐらいかけて、講義の内容やCase discussion, Practical exerciseの内容をチェックするということでした。日本でも当日朝の自己紹介とプログラムのチェックだけではなく、Practical exerciseの進行などについてはもう少し時間をかけた方がよいのではないかと思いました。
Skills Labについては、時間のかかるものとあまり時間がかからないブースがあり、各国とも悩んでいるようでした。 コースチェアマンとしてコースの進め方だけでなく、各国の事情に触れることもでき、また新しい友人もでき、充実した2日間を過ごすことができました。
ありがとうございました。